女性にとって大切な髪の毛。
枝毛や痛みのない、サロン帰りのようなサラサラヘアーに憧れますよね。
そんなツヤ髪を自宅で手に入れる一番の近道が「髪の洗い方」だって知っていますか?
これは私が以前、実際にやっていたことです。
1. 日中ポニーテールにしていたので、お風呂の直前にほどき、そのまま浴室へ
2. 髪の毛はシャンプーが泡立つ程度にサッとぬらしておく
3. 手でシャンプーを泡立てることが面倒な時は、原液を手に取って直接地肌につける
4. 1プッシュ目で頭皮、2プッシュ目で毛先をこするように洗う
5. 頭皮の汚れやフケを落としたくて、爪を使ってゴシゴシ洗う
これ、全部間違いなんです!
髪を労わるはずのシャンプーで、逆に傷つけるなんて本末転倒ですよね。
今日はこれがなぜ間違いなのか。正しくはどうすべきなのかをご紹介します。
シャンプー前に7割が終わる!?たった2つのポイントとは
まず、シャンプーの前に必ず行いたいことが2つあります。
1つは、髪の毛をとかす「ブラッシング」です。
みなさんは、髪の毛をとかすのはどんな時ですか?
ドライヤーでブローをする時、朝の身支度、他はボサボサが気になる時…という人が多いかもしれません。そこに、お風呂の前を追加してください!
お仕事や学校など、1日生活をしていると、目には見えないホコリやゴミが髪や頭皮についてしまいます。このままシャンプーをすると、髪の毛や頭皮に負担をかけてしまうんです。
ブラッシングのポイントは、入浴前の乾いた髪で行うこと。
そうすることで、髪の絡まりやもつれが解消され、ホコリやゴミも取れて奇麗になります。その後、お湯でぬらした時にシャワーの水分が頭皮まで届きやすくなり、シャンプーの泡立ちも良くなるんですよ。
クッションブラシを使用すると、頭皮のマッサージも出来るのでオススメです。クッションブラシとは、名前の通り、ブラシの腹の部分にクッションがついているものをいいます。
持っていない場合は、目の粗いものを選ぶようにしてください。
2つ目は、「お湯で洗う」こと。
実はこの「お湯で洗う」というのが一番大切なポイントです!!
シャワーのお湯を使って、頭についたホコリやゴミを丁寧に落とすイメージでやってみてください。きちんとお湯洗いが出来ていれば、これだけで汚れの7割が落ちると言われています。
また、この工程を丁寧に行うと、シャンプーの量は変えていないのに、たっぷり泡立つようになり、気持ちよさもアップしますよ!
「髪を洗う」は間違い!?正しくは「○○を洗う」!!
さて、タイトルにも“髪を洗う”とありますが、この言葉、実は間違いなんです。シャンプーの本質は「頭皮を洗う」こと。そして「頭皮のマッサージ」です。
頭皮を洗うことは、表面に広がった皮脂、そしてそれが変化した脂肪酸などを洗い流すことが狙いです。
頭皮のマッサージは、日中に動かさない頭部の筋肉を刺激することで、血の巡りを良くすることにつながります。
髪を洗うのか。それとも頭を洗うのか。
私はこれを意識するだけでも、シャンプーのやり方がガラッと変わりました!
いざシャンプー剤を使う時ですが、絶対に守ってほしいのが、最初に手の上で泡立てるということ。
種類によって、泡立ちやすいものと泡立ちにくいものがあると思うので、モコモコ泡を目指す必要はありません。手のひらの上で、よく伸ばす程度でも十分です。
ここで重要なのは、原液を頭皮に直接つけないということです。
疲れているから、時間がないからと言って原液をそのままつけると、毛穴がつまる原因になってしまいます。
準備ができたら、泡立てたシャンプーの液を頭皮になじませます。
指の腹を使ったり、孤を描くようにして洗うのがベストですが、慣れるまではこれが地味に難しいんですよね。
なので最初は、爪を立てずに優しく洗うことを心掛けてみてください。
爪を立てると刺激になるので、髪や頭皮のダメージにつながってしまいます。
またこの時、毛先を強くこすり合わせるのもNGです。
毛先が気になる人は、コンディショナーやトリートメントでケアしましょう。
シャンプーは泡になることで髪の毛に浸透しやすくなります。浸透した泡は、細かい汚れを吸着するだけでなく、キューティクルが傷むのも防いでくれます。
ゴシゴシ洗うというよりは、手のひらで作ったシャンプーの泡を、頭の上でさらに泡立てるイメージで行うといいでしょう。毛先は、頭の上で作った泡をそのまま伸ばす程度で大丈夫です。
髪の毛のうねりが気になるという人は、頭皮の毛穴がつまっている可能性があります。
シャンプーの時に地肌をマッサージして、頭皮の血流を促進させてあげてください。
髪のうねりに悩んでいる人以外も、頭皮マッサージには、小顔効果や眼精疲労の回復も期待出来るので、ぜひ試してみてください!
そして最後のすすぎは入念に!
自分ではしっかり洗い流しているつもりでも、目に見えない成分が意外と残っています。
特にうなじや耳の後ろは洗い残しが多いポイントなので要注意です。
もし十分に洗い流されていないと、シャンプーが老廃物として残ってしまい、フケやかゆみ、臭いのもとになってしまうんです。
具体的にはシャンプー剤をつけて洗っていた時間の倍くらい、すすぎに時間を掛けるといいと言われています。
そう言われても、時間を計りながらお風呂に入っている訳じゃないし、あまりピンと来ないですよね。私は音楽をかけながら入浴することが多いのですが、例えばシャンプーは1番まで、すすぎは最後まで…のように、曲の中に目安を作ると分かりやすくてオススメです。
オマケ情報
シャンプーをするタイミングですが、帰宅したら、その日のうちに行うようにしましょう。
髪が育つのは22時から2時までの間と言われています。
その時間帯にシャンプーをしていないと、頭皮の毛穴が詰まっている状態になり、髪の毛の成長を妨げてしまうのです。
そのため、その日のうちに1日の汚れやスタイリング剤を落としておくことで、寝ている間に髪の成長を促すことができます。
とはいえ、お仕事で入浴時間が不規則な方もいれば、疲れていてどうしても今日は寝たい!って日もありますよね。
夜勤があるお仕事をされている方は、朝やお昼に帰宅して、寝る前のタイミングで入浴してください。そうすることで、睡眠中に成長ホルモンが分泌され、頭皮のターンオーバーが行われます。
どうしても寝たい、という日は、翌朝のお風呂の際、お湯だけで頭を洗うようにしてみてください。
シャンプー剤を使うと、頭皮の皮脂が洗い落とされます。普段はそのまま寝るので問題ないのですが、もしそれを朝行うと、皮脂…つまり頭皮のバリアが少ない状態で外に出て、紫外線などの刺激を受けることになってしまいます。しかし、お湯だけなら、必要な皮脂を落とさないまま汚れを洗い流すことが可能です。
最後に、シャンプー後に行うドライヤー。
これも併せてきちんと行えば、髪のキューティクルが守られ、サラサラヘアーを手に入れることができます。
こちらの動画が分かりやすくてマネしやすいですよ!
まとめ
それでは改めて、私が間違っていたシャンプー方法と、正しいやり方のおさらいです。
×NG
1. 日中ポニーテールにしていたので、お風呂の直前にほどき、そのまま浴室へ
2. 髪の毛はシャンプーが泡立つ程度にサッとぬらしておく
3. 手でシャンプーを泡立てることが面倒な時は、原液を手に取って直接地肌につける
4. 1プッシュ目で頭皮、2プッシュ目で毛先をこするように洗う
5. 頭皮の汚れやフケを落としたくて、爪を使ってゴシゴシ洗う
○OK
1. 髪はあらかじめブラッシングしておく
2. 髪の毛をお湯で十分に洗う
3. シャンプーは手で泡立ててから頭につける
4. 毛先はこすり合わせない
5. 頭皮は爪を立てずに、指の腹を使って優しく洗う
一気に全部実践するのは大変!と感じるズボラさんは、まずはひとつずつでもいいので試してみてください。
私も最初はブラッシングだけやってみたのですが、それだけでも翌日の髪の指通りが全然違いました!
成果が出ると嬉しいし、続けるモチベーションにもなりますよね。
シャンプーは毎日の習慣です。
続けることで奇麗なツヤ髪を手に入れましょう!!
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私の体験のどれかひとつでも、お肌が気になっている同じ悩みの方の幸せにつながる事を願っております。みんなで美肌を目指しましょう!
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