
どんなに気をつけていても、季節の変わり目や忙しい時期には肌荒れを起こしやすいですよね。これから来る年度末、そして新年度で世の中全体がバタバタとし始める時期です。体に疲労を感じ始めた頃、何だか肌がごわつく感じ、とってもカサカサしているような…それは肌もお疲れのサイン。放っておくと悪化が待っています。
建物の外でも中でもとにかく乾燥が気になる時期ですし、肌にピリッと痒みを感じている方もいるのではないでしょうか?炎症や湿疹が起きる前に対処しておきましょう。
肌荒れのときはやっぱり、ノーメイクがいいんだよね?

肌荒れが起きているときは、できるだけ低刺激。だからすっぴんでいる方がいい!と思っている人も多いそう。でも実は、化粧水と乳液だけの本当のすっぴんで外に出るのはとっても危険なのです。
空気中には花粉やホコリが舞い、年中紫外線が降り注いでいます。肌荒れが起きているときは肌バリア機能が低下していますから、すっぴんで出歩くとそういった外部刺激が直接肌の角層までダメージを与えてしまいます。
それらからの刺激から守るためにも最低限のベースメイクはしておいた方がいいのです。
特にメイク前のスキンケアがとても重要。肌トラブル時の保湿についておさらいしておきましょう。
〈ポイント〉
・合成界面活性剤の使われていない優しい洗顔料を使う。
・洗顔料はしっかりと泡立て、擦らずに洗い、ぬるま湯でそっと洗い流す。
・化粧水はたっぷり使用。セラミド入りがオススメ。
化粧水も乳液も叩かず、ゆっくりハンドプレス。
肌バリア機能を正常に保つスキンケアを心がけて、No摩擦、No刺激でとにかく優しく保湿しましょう。
お肌からのSOSは無視しないで!

先述とは逆に、今日は久しぶりのデートなのに…どうしてこんな日に限ってこんなに肌が弱ってるの?なんて鏡を見ながらため息をついた日。
ここにメイクをすれば悪化すること間違いなしとわかっていながら、今日ばかりは手を抜くわけにはいかない!と悲鳴を上げている肌にいつも通り、もしくはもっと入念にメイクをしてしまうことありませんか?
女性の毎日は今日で終わりではなく、明日も続いていくのです。本当は明日も、明後日も可愛く綺麗でいたいはず。
外部刺激から肌を守るためにベースメイクは必要ですが、通常通りのメイクだとどうしても肌への負担は大きいのです。ファンデーションやアイカラーなどの化粧品には油分が含まれているので、もしも化粧残りがあると、雑菌の繁殖や毛穴づまりが起こりやすくなり、肌荒れを引き起こします。
しっかりと洗い流すためにはクレンジングが必須。ただ、洗浄力が強いクレンジングでは肌に必要な油分まで落としてしまうことも。そうすると肌バリア機能は低下してしまい、これもまた、肌荒れを起こしてしまう原因となり得るのです。
大切なのは、何をどう使うか。

社会に出ればノーメイクは良しとされません。仕事のときもメイクは絶対。肌荒れが気になるときには、うまく化粧品を使い分け、何とか立ち回らなければ。大切なのは、どんな化粧品をどんな風に使っていくかです。
・化粧下地
私は少し買い物に出るだけ程度なら、化粧下地だけ使用するようにしています。最近ではノンコメドジェニックと呼ばれる、油分が少なく、肌に負担をかけにくいものがあります。ノンコメドジェニックの化粧品は試験では一定の基準でニキビの初期症状が現れなかったとされているものなので、比較的安心して使用することができるのです。
他にも、ノンケミカルと言ってクレンジングを使わずに洗顔料だけで落とせるものもあります。サラッと伸びのいいものを選ぶと、塗るときに肌を擦らずスーッと塗ることができるのでオススメですよ。
・ファンデーション
ファンデーションを塗りたいなら、リキッドよりもパウダリーの方が負担は少なめ。
クレンジング不要で洗顔料のみで落とせるミネラルファンデーションが人気です。塗ったまま眠れるものもあるので、そういったものを使うと肌には優しいですね。全体に使うのは不安だけれど、どうしてもファンデーションを塗りたいときには、目の周りだけ使うようにするのがオススメ。
塗っていない部分との境目が目立たないように薄く優しく伸ばすように、気をつけて。
・コンシーラー
クマを隠したり、ニキビ痕なんかを隠すのに、普段はコンシーラーを使っていても、肌荒れ時には避けた方がベター。カバー力がある故に肌には負担がかかります。
肌が荒れているときは、どうしてもそれを隠したくなるものですが、厚めに化粧をすると肌に負担がかかるだけでなく、返って悪目立ちしてしまうものです。
メイク時の肌への負担と、クレンジングのことを考えて最小限に。眉とリップをしておけば、きちんと感が出ます。
可能な限り、ポイントメイクだけで凌いで。成分の優しいもの、簡単にオフできるものを選ぶことで、負担なくメイクを落とせるようにしておくのがベスト。
まとめ

・肌荒れ時には外部刺激から肌を守るためにベースメイクはしておいた方がいい。
・メイク前のスキンケアは入念に行う。
・メイクをするなら、クレンジング時の負担のかかりにくい、優しい成分のものを選ぶ。
・ファンデーションは、リキッドよりパウダリーがオススメ。
・眉やリップのポイントメイクできちんと感を出す。
肌の調子が悪いと感じたら、早めの段階で使っている化粧品を優しいものに変えておくと、悪化が少ないかもしれませんね。荒れる前のケアが大切です。肌の疲れを感じたときには優しく労ってあげましょう。
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乾燥肌・敏感肌に長年悩んできた管理人が体を張って試した対策や、使ったグッズの使用感などを徹底解説していきます!
私の体験のどれかひとつでも、お肌が気になっている同じ悩みの方の幸せにつながる事を願っております。みんなで美肌を目指しましょう!
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