そのかゆみ、ストレスが原因かも?手間や準備の時間は0!今すぐできるセルフケア!

家事に育児、仕事の両立。一人の女性である上で、妻であり、母であり、勤め人として社会の歯車にもなる。現代社会の女性は実はいつも何かに追われています。

常に一歩先のことを考えながら。いつのまにか、自分のために時間を割くことを忘れて、ふと鏡を見るとくたびれた顔をしていることに気がついた。なんてことありませんか?

でも、大切な人や大切な人との時間を守るために、見て見ぬふりをしながら頑張って笑顔を作っていることもきっとあるはず。

上手くいかずに落ち込んだり、思いが伝わらずモヤモヤしてしまったり、心の中が荒んでしまう日だって、誰にでもあるもの。

ストレス、溜め込んでいませんか?

溜まったストレスは肌を乾燥させる!?

ストレスが溜まると、なんだか寝つきが悪くなったり、胃腸が…なんてことは、よく聞きますがお肌にもしっかりと影響を及ぼすことはご存知でしょうか?

ストレスを感じることで分泌されるストレスホルモン(コルチゾール)によっていろいろな悪影響が出てくるのです。

・ニキビ

・蕁麻疹や接触性皮膚炎

・老化

・アトピー性皮膚炎

・円形脱毛症 etc

特に痒みを感じる人が多いそう。ストレスホルモンによって痒みを引き起こす原因のヒスタミンが放出されるのです。

人の脳はストレスを感じると、先述の通りコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンを分泌します。

これは免疫や代謝に深く関わっており、過剰に分泌されるとセラミドを分解し始めるのです。セラミドというのは、肌バリア機能を正常に働かせるための成分で、水分を逃さないように潤いを保ち、紫外線のような外部刺激から肌を守るものです。

これを分解されてしまうことによって、肌バリア機能が低下してしまい、様々なトラブルを引き起こしやすくなってしまうだけでなく、水分を保てなくなってしまいます。

 加えて、ストレスはエストロゲンという肌にハリやツヤを与える女性ホルモンを減少させる他、自律神経を乱すことで肌のターンオーバーがうまくいかなくなってきます。

ターンオーバーが乱れてしまうと、肌の古い角質が残留し、それが溜まると化粧水や美容液の成分が浸透しにくくなり、水分量も低下してしまいます。

 結果、乾燥肌真っしぐらというわけなのです。ヒスタミンによって痒みが起きてしまって、何とかしようと、せっかくセラミドを補給できるお化粧水や、美容成分たっぷりの美容液を肌に与えたところでうまく浸透しません。

その上肌バリア機能も低下していることで、乾燥や炎症を起こしてしまうという負のスパイラルに陥ってしまうのです。

ストレスにより、かゆみや炎症を起こしているときは湿疹が起きた時のケアと同じく、決して掻かない、そしてシンプルに保湿を行なうことに気をつけましょう。

大切なのは冷やさないこと?

大切なのは冷やさないこと?

ストレス発散と簡単に言っても、ゆっくり時間もとれないし、イライラや疲れがピークです…というときもありますよね。

ストレスの原因になっているものを取り除くことができれば一番いいですが、仕事も人間関係も断ち切れるものではありませんから、それができる人はなかなかいないはずです。

だから、何とか緩和することを考えましょう。

私たちは活発に活動するための交感神経と身体を休めるための副交感神経、いわゆる自律神経がバランスを取りながら働くことで健康が保たれています。

このどちらかだけが優位に働くとこのバランスが崩れ、精神的に不安定になってしまったり、自律神経と密接に関係する腸の活動に影響が出たりと心身ともに悪影響が出てきます。

ストレスを感知すると交感神経がとても優位に働きます。もしかすると、今自律神経のバランスが崩れているから肌トラブルを起こしているのかもしれません。

腸の運動は副交感神経が優位に働くことで起きています。交感神経が優位になると、腸の動きは鈍くなってしまい、便秘が起きたり、具合が悪くなってしまいます。要するに、腸内の環境を整えることで、自律神経のバランスを整えるのを助けることもできるのです。

腸内環境を整えるには、食物繊維を摂るといったような食事の改善がよく言われるところですが、普段の生活の中に簡単に取り入れられることの1つに「お腹を温めること」、これもとても有効です。

お腹を温めることで、リラックス効果が得られ、自律神経のバランスが整い、腸内の動きも活発になります。これにより、老廃物を正常に排出できることで、代謝も上がり、肌の細胞にも嬉しい影響が!ターンオーバーが活性化し、美肌に繋がっていくのです。

お腹を温めるには、暖かい飲み物を飲むことやカイロをお臍の下あたりに貼るのが簡単にできるのでオススメです。寝るときには腹巻を巻いたり、デスクワーク時はブランケットをかけたりすると手間をかけずにお腹を温められます。

こうすることで、指先の温度も上がるそう。冷え性の方にもオススメできます。ストレスは体を冷やすとも言いますから、普段からお腹を温める意識を持っておくことは必要ですね。

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お腹を温める以外にも、自律神経を整える方法はあります。何と言っても忙しい私たちの毎日に簡単に取り入れられて、尚且つお金のかからない方法があれば最高ですよね。

実はひとつあるのです。毎日無意識に、当たり前にしているアレをほんの少し変えるだけで体は劇的に変化していきます。

注目すべきは呼吸。毎日何気なく必ず行っているものですが、大きく分けて呼吸法には胸式呼吸と腹式呼吸の2つがあります。実は女性は胸式呼吸をしている人が多いそう。

自分がどちらの呼吸をしているのか調べるのは簡単で、息をしたときに胸が上下に動いていたり、肩が上がったりすれば胸式呼吸、お臍の下あたり(以下丹田)が動けば腹式呼吸です。

腹式呼吸は体内の大掃除と呼ばれるほど効果が絶大。先述の自律神経とも深く関わりがあるのです。

呼吸の変化だけでも、刺激される神経が異なるため、身体への影響ももちろん変わってきます。

腹式呼吸は副交感神経が優位に働くので、リラックス効果が得られ、自律神経が整うのを助けます。そうすることで、心身の疲れが少し緩和されてストレスの軽減に繋がるのです。

また代謝の上昇、冷え性の改善、更にはアンチエイジングの働きを高めることも期待できるそう。

呼吸を少し変えるだけで、いいことづくしなのです!疲れを感じているときなんかは、頭がスッキリし、回転が速くなるとも言われていますよ。

腹式呼吸のやり方

  • 丹田が凹んでいくのを感じながら、口から息を吐く(3〜5秒)
  • 丹田が膨らんでいくのを感じながら、鼻から息を吸う(4〜8秒)

ポイントは可能な限りゆっくり息を吐いて、吸うことです。イメージとしては、骨盤に風船が1つあるのを想像します。

その風船は息を吸うと無限に大きくなり、吐くと小さく小さくしぼんでいくイメージです。目を瞑って、決して無理はせず気持ちよく呼吸を繰り返すことが大切です。

不安やイライラのようなストレスを感じたら、まずは1分手を止めて腹式呼吸で心を鎮めてみましょう。

普段運動をしないような人には、インナーマッスルを鍛えることもできる呼吸法なので、とてもオススメ。日常生活の中に積極的に取り入れ、仕事や家事の合間、夜布団に入って眠りにつくまでの間など、気が付いたら意識的に呼吸を変えてみてください。

初めは意識が必要ですが、慣れてくれば「ながら」でできちゃいますよ。

まとめ

そのかゆみ、ストレスが原因かも?手間や準備の時間は0!今すぐできるセルフケア!

●ストレスによって引き起こされるもの

 ・ストレスホルモンがヒスタミンを放出→痒みが出る

 ・肌バリア機能が低下→肌トラブルが起きやすくなる

 ・自律神経の乱れ→肌のターンオーバーを鈍くする

●手軽に自律神経のバランスを整えストレスを緩和する方法

 ・お腹を温める

 ・腹式呼吸を行う

時間にゆとりができたときにはぜひ、運動をしたり、美味しいものを食べたり、自分に合ったストレス発散方法で気持ちをリセットしましょうね!

心身の健康は活き活きとしたお肌に繋がっています。ストレスフルな現代社会で生きているからこそ、簡単に、そして今すぐ出来る体のケアを始めてみませんか?

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かおり
かおりブロガー
乾燥肌・敏感肌に長年悩んできた管理人が体を張って試した対策や、使ったグッズの使用感などを徹底解説していきます!

私の体験のどれかひとつでも、お肌が気になっている同じ悩みの方の幸せにつながる事を願っております。みんなで美肌を目指しましょう!