肌荒れ中はメイクができない?!肌への負担を減らしてどんな時も可愛く過ごそう!

 朝、鏡を覗いたときに、なんだか今日は肌がパッとしないなぁ…なんて感じたこと、ありませんか?それ、肌がくすんでいるのかもしれません。

 学生の頃は特に気にならなかったキーワード、「くすみ」。特に何かよくわからなかったけれど、最近感じる肌がどんより曇りの日。このどんより感こそ「くすみ」そのものなのです。

お肌のどんより感も人それぞれ

お肌のどんより感も人それぞれ

 毎日の生活習慣は、人によって様々。だからくすみだって三者三様なのです。どんより曇った感じ、黄色っぽく見えたり、青黒くなっていたり。くすみは生活習慣から生まれやすく、肌にくすみを感じたときには、生活習慣の見直しがカギになります。

今回はよくある3つのくすみの原因をチェック。まずは、くすみによって、肌がどんな色に寄っているか確認してみましょう。

・グレーっぽい

・青黒く感じる、全体がどんより曇っている

・黄色がかっている

どのくすみが当てはまりましたか?

原因その1  乾燥

 グレーっぽいなと感じたら、「乾燥」が原因かも。ほかにも粉吹きをしていたり、毛穴が目立っていたり、化粧ノリが悪かったり、という症状が見られることがあります。

〈こんな人は要注意!〉

空調のきいた屋内にいることが多い

季節の変わり目に肌が荒れやすい

 乾燥によって、肌のターンオーバーが乱れると古い角質がたまってきます。すると、肌表面のキメが荒くなって、肌が光を反射しなくなるため、グレーがかって見え、透明感が失われてしまうのです。

〈対策〉

 乾燥対策と同じです。肌のターンオーバーを正常に働かせること、保湿を意識した正しいスキンケアを心がけましょう。

原因その2  血行不良によるくすみ

 何となく青黒く、顔全体が曇った感じに見えたら「血行不良」を疑って。

〈こんな人は要注意!〉

冷え性

目の下にクマができやすい

手足がよく浮腫む

 皮膚の薄い部分で血液の流れが滞ると、血えが停滞するために血液が透けて見えるようになります。そのため顔全体の色がトーンダウンして、暗くくすんで見えているのです。

〈対策〉

マッサージで血流を流したり、睡眠の質や時間を可能な限りとってみましょう。お風呂は湯船に浸かると芯から温まります。十分な食事で栄養をしっかり摂り、身体を労りましょう。

原因その3  糖化

肌が黄色っぽく感じたら糖化が原因かもしれません。ほかにも、肌にハリやツヤがないという症状が出ることも。あまり聞き馴染みのない言葉ですが、糖化とは、真表皮にあるコラーゲンなどのタンパク質が体内の余分な糖質と結びつくことを指します。

〈こんな人は要注意!〉

朝食を抜くことが多い

仕事の都合などで不規則な生活をしている

炭水化物をよく食べる

甘いお菓子や清涼飲料水を摂ることが多い

  糖化したタンパク質は黄色っぽく変色するため、肌も黄色っぽく見えるという仕組みです。糖化は老化現象の一つと言われており、どちらかというと、どちらかと言うと、30代以降に多くみられます。

〈対策〉

まずは毎日の食事の改善を試みましょう。甘いものや炭水化物を控えてみて。エイジングケアの化粧品や活性酸素の発生を抑えるサプリメントも取り入れてみましょう。

ほしいのは、透き通るような透明感

ほしいのは、透き通るような透明感

 憧れは、白くて透き通ったつるんな肌。先述の通り、くすみは生活習慣から出来やすいものなので、透明感も、毎日のケアが大切です。

・マッサージ

忙しい毎日でも取り入れられそうな簡単マッサージです。

マッサージをするときには、力を入れすぎないように気を付けて。摩擦を避けるため、フェイスクリームやマッサージクリームをたっぷり使いましょう。

〈マッサージ手順〉

⑴鎖骨の上の窪みを内側から外側、肩に向かってさする(5回)

⑵眉間からおでこを通ってこめかみに向かって撫で、こめかみを優しく押す

⑶フェイスラインに沿って顎に向かって撫で下ろす

⑷耳の後ろから首筋を通って撫で下ろす

⑸鎖骨の上の窪みを内側から外側、肩に向かってさする(5回)

お風呂でも、お風呂上がりのスキンケア時にもできるようなマッサージなので、ぜひ、試してみてください。血流も流れ、浮腫もとれますので、血行不良でくすみがある方には特におすすめです。

・スキンケア

保湿を意識したスキンケアが大切。どんな肌トラブルも、結局は保湿が最重要課題なのです。兎にも角にも、肌バリア機能を正常に働かせることで、肌のターンオーバーも整い、トラブルのない、クリアな素肌に近づくことができます。

保湿のためのスキンケア 3つのポイント

お疲れ顔に見えるそのどんより感、くすみが原因かも?根本から見直して透き通る美肌へ

⑴合成界面活性剤の使われていない、優しいクレンジングや洗顔料を使う。特にクレンジングはミルクやクリームタイプが洗浄力も優しい。

⑵たっぷり泡立てて、擦らずに優しく洗い、ぬるま湯ですすぐ。

⑶化粧水と乳液は、たっぷりの量をゆっくりとハンドプレスでつける。それぞれ複数回行うのが理想。化粧水は肌が少しひんやりし、手に吸い付く感じが出てくると、水分補給完了の合図

美容液やクリームを使う場合は、手で軽く温めて、優しくつけます。決して塗り込んだりせず、手で顔を覆うようにハンドプレスでつけましょう。

・食事の改善

糖化の一番の原因は食事にあります。血糖値の急上昇急降下を避けるためにも、朝ごはんは食べるようにしましょう。甘いお菓子やジュースを控えることもときには大切です。ラーメン&チャーハン定食のようなランチはとっても危険。炭水化物も糖として吸収されます。

 きのこ類や、海藻類、緑黄色野菜のような食物繊維の豊富な食材を積極的に取り入れるのがオススメです。血糖値の上昇を抑えて糖化を予防し、くすみにくい肌へ整えてくれます。

忙しい毎日、お肌がくすんでしまったら?

忙しい毎日、お肌がくすんでしまったら?

 もちろん、忙しい毎日。疲れからケアが疎かになる日もあるし、食べたいものをいっぱい食べてしまう日だってきっとあります。気を付けてはいても、肌がくすんでしまったら、

先程述べた対策をしながら、メイクで上手く誤魔化しちゃいましょう。顔色が悪いと感じたら、ピンク系のコントロールカラーがオススメ。くすんだ肌の血色をよくみせてくれます。

 ベースメイクで上手く顔色をよく見せましょう。ちなみに、日に焼けると、メラニンが放出され、茶黒くくすむことも。日焼け対策もとても重要なので、日焼け止めも年中つけるように気を付けてくださいね。

まとめ

・毎日の生活習慣が肌のくすみの原因になる

・乾燥くすみには保湿が大切

・血行不良によるくすみにはマッサージや、入浴が有効

・糖化にのはくすみには、食事の改善が必要

・ベースメイク時に、ピンク系のコントロールカラーを使うとはだの血色がよくなり、顔色が明るくなる

美肌は1日にしてならず。生活習慣を見直して、透明感漂う綺麗な素肌を目指しましょう。

運営者情報

かおり
かおりブロガー
乾燥肌・敏感肌に長年悩んできた管理人が体を張って試した対策や、使ったグッズの使用感などを徹底解説していきます!

私の体験のどれかひとつでも、お肌が気になっている同じ悩みの方の幸せにつながる事を願っております。みんなで美肌を目指しましょう!