馬油を用いたら乾燥した!馬油による肌トラブル原因と改善方法とは?

ヒトなじみが良い馬油ですがもしかしたら使い方を間違えると肌トラブルを起こす可能性があります。

そもそも自分にあっていない可能性も？

今回は馬油の肌トラブル、正しい使い方について詳しく解説していきます。

馬油って肌に合わない可能性がある？

ネットで見るとお肌に効果的とよく見る馬油。

そもそも馬油とは馬から抽出した動物性の油です。

浸透力保湿力に優れていて炎症を抑える効果もあるため、昔から民間の万能薬として用いられてきました。

薬局などでいろんな種類が販売されている馬油ですが、純度100％ではなく他の不純物が混ざっているものも中には販売されています。

不純物によりお肌にトラブルが出てくる人もいるため必ず純度100％のものを使用するようにして下さい。

また開封してから数か月、1年など期間が空いてしまっているものを「まだ残っているしもったいないから使おう」と使用している方はいらっしゃいませんか？

馬油は不飽和脂肪酸の割合が多く酸化しやすいため、肌に刺激を与えている可能性があります。

馬油を開封したら1年以内には最低でも使い切るようにしましょう。

もし何か月も空いて再度使おうと思っている方は数日使ってお肌に刺激がないか試してみましょう。

1. 純度100％の馬油を使用する
2. 酸化していない状態の馬油を使用する
   

これら2点の条件を満たしていてもお肌に合わない場合は馬油自体があなたのお肌に合わないかもしれません。

動物性の油なのでアレルギーや湿疹などが出てしまう方もいるのでその場合は違うオイルを使うようにした方が良いでしょう。

馬油を使ってみようかなと考えている方は、一度パッチテストをして肌質に合うかを試してみることをおすすめします。

馬油が原因でニキビってできるの？

馬油を用いると「ニキビが治った」という声もある中、

逆に「ニキビができた」「ニキビが増えてしまった」なんて方もいらっしゃるかもしれません。

馬油は炎症効果があるためニキビが治りやすいとされています。

血行を促進して毛穴詰まりを防いでくれるためニキビ予防に適しているとも言われています。

ですがニキビができてしまったという方は馬油自体がお肌に合わずニキビを作る原因となってしまっている可能性があります。

馬油を用いることによりニキビをつくるアクネ菌などのエサになってしまっているかもしれません。

使用量や使用頻度によっても変わってくるので今一度

• 塗り過ぎていないか？　
• 一日に何度も塗っていないか？

など考えられる原因があれば改善してみましょう。

先ほどもお伝えしたようにそもそも馬油自体が肌質に合わない可能性もあるので使用してみて違和感を感じたらすぐに使用を中止しましょう。

馬油の正しい使い方について

せっかく美肌になると言われて使っていた馬油は正しく使用しないと肌トラブルの原因となります。

今一度

• お肌にたくさん塗っていないか?(使用量)
• 一日に何度も塗り過ぎていないか(使用頻度)
• 使用する順番は合っているか?

これらを確認してみましょう。

使用量については多ければ良いというものではありません。

特に脂性肌の方は塗り過ぎてしまうと皮脂が多くなり肌トラブルに繋がるため気をつけなければなりません。

基本はお肌に薄く伸ばす程度の量を使用しましょう。

使用頻度については多くても朝と夜の2回までにしましょう。

使用する順番については様々な意見があります。

• 化粧水を用いる前に馬油を塗ると化粧水の浸透力が上がる
• 化粧水の後に用いることでお肌に蓋をして化粧水の蒸発を防ぐ
  

など様々な使用する順番があります。

こちらもそれぞれの肌質に合う合わないがあるため自分で使用する順番を試してみましょう。

まずは化粧水の前に用いてみる。何日か使ってみて合わないなと思ったら化粧水のあとに用いてみる。乳液の後に用いてみるなど工夫してみましょう。

馬油の代わりになるものってあるの？

何日か試しても馬油はどうしても合わないという方はほかにお肌に合うオイルがありますので違うものを試してみましょう。

シアバター

シアバターはアフリカのシアの木の種から採れる植物性油脂です。

火傷やかゆみ止めに効果があるとこちらも昔から薬として使われてきました。

シアバターも人の皮膚成分と似ているため保湿が持続しやすくお肌を守ってくれます。

ホホバオイル

ホホバオイルはホホバの実から採れる植物性油脂です。

こちらも高い保湿性やニキビの改善など様々な効果があります。

馬油の代わりになるものは多数あるので自分の肌質に合ったものを取り入れることが大切です。

まとめ

• 馬油は使用してお肌に合わない可能性がある。まずは使っている馬油が本来のものであるかを確認しよう。
• 肌質や使い方によってニキビができる可能性があるのでまずは自分の使い方を見直してみよう。
• 使用量や使用順番によってもお肌トラブルになりえるので自分に合った使用順番などを試してみよう。
• 馬油の代わりになるオイルは複数あるので馬油が合わなければ違ったオイルを取り入れてみよう。

馬油はヒトとの相性が良いので比較的合う方も多いと思いますが、どうしても合わないという方は無理に馬油を用いらない方が良いでしょう。

自分に合ったものを用いれば良いだけなので、まずは自分がどういったものが合わないのかを知っていき相性の良いアイテムを探していきましょう。