このページをご覧になっているあなたは、脂性肌でトラブルに悩んでいる、もしくは脂性肌かも、どうしよう?と日々不安に思っている方かもしれません。
ではそもそも脂性肌とはどういう状態なのでしょうか?そして「何をやっても改善しない!もういや(泣)」とお悩みの方に、毎日のスキンケアのコツとクレンジングの極意をお伝えしたいと思います!
なぜ脂性肌になる?原因別スキンケアのコツ
- いつも顔があぶらっぽい、テカテカしている
- ニキビができやすい
- 毛穴の開き、黒ずみ(角栓)が気になる
- メイクがくずれやすい
これらに当てはまる方はいわゆる脂性肌と呼ばれるタイプのお肌の持ち主です。
上記のような悩みがある方でも、部分的に乾燥したり、洗顔後に肌がつっぱるなどの複合的な要素をもっている方もいらっしゃるかと思います。このタイプの方は混合肌と呼ばれたりしますね。
脂性肌は、皮脂の分泌が過剰である、というのがよく言われる性質ですが、さらにその根本としていくつかの原因が考えられています。
- 思春期によるもの
- 遺伝的肌質によるもの
- ストレス、ホルモンバランスによるもの(男性ホルモン優位)
- 刺激物・お酒が好き
- 慢性的な睡眠不足
- 過剰な洗顔、クレンジングによる肌バリア機能の低下
- 摩擦などの刺激が日常的にある
などなど。思ったより原因になってしまうことが身近にあって思い当たる節がある方も多いのではないでしょうか?
自分のお肌にあったスキンケアと心構えをすることがどんなに大切で気持ちを明るくしてくれるかわかるからこそ、皆さんにも少しでもお役に立てることはお伝えしていきたいと思っています!!
そんなわけで、まずは上記の日常に潜む脂性肌の原因と対策方法をふまえてあげるとスキンケアのコツも見えてきますよ!
①思春期によるもの
まず思春期は成長過程によるものから皮脂分泌が過剰になりやすいです。これ自体はどうしても避けられないことなので、その上で気を付けたいことはほかの原因の対策を気を付けてみてください!でも若い方は回復力もしっかりあるので、今からきちんと対策すれば絶対大丈夫です。
②遺伝的肌質によるもの
これも自分ではなんともしようがないですね(泣)私も両親ともに自分の肌から想像のつく肌質で一時期はなんでうちの家系は・・・と落ち込んだりもしましたが、今はシワができにくかったり、思えば両親も若く見られるなと明るい面に気付くようになりました^^
③ストレス、ホルモンバランスによるもの
仕事や家庭の事情などさまざまなストレスは現代社会とは切り離せないものです。そうは言ってもなんとかしたいですよね。特に頑張りやさんで、性格にかかわらず常に心の中が臨戦態勢になっている人はこの影響を受けやすいです。スキンケアも頑張ってやらねばという気持ちが強くありませんか?何かと戦わねばという本能から男性ホルモンが優位になってしまうことが原因です。何よりもまず自分が自分を幸せにしてあげることが大切なので、スキンケアも頑張りすぎず、自分のつかっていて心地の良いものをラクなペースで行っていきましょう!
④刺激物・お酒が好き
筆者も辛いラーメンやタバスコ、お酒も大好きでしょっちゅう口にしてしまいます。
が、これらの刺激物は当然胃腸にもダメージを与え、その結果きちんと体内の不要物を排出したり必要なものを行き渡らせることができなくなってしまうためテカりの原因になります。ずっと我慢する必要はありませんが、脂性肌を改善したいのであればほどほどにした方が間違いなく良いです。
⑤慢性的な睡眠不足
これもストレスと同じ原理で、睡眠不足の状態は戦闘態勢の交感神経優位からリラックスモードにうまく移行できないため、油分の分泌が過剰になります。
飲み会のあとで寝不足の翌日は、私も午前中からして顔ベタベタになってたりします・・・
⑥過剰な洗顔、クレンジングによる肌バリア機能の低下
これは脂性肌に悩んでいる歴が長い人ほど陥りやすい点ですね。洗浄力の高い洗顔料やしっかり落とせるクレンジングで必死に出る皮脂を抑えようとしていませんか?
洗った直後はさっぱりしている気がしても、がっつり色んなものを落としてしまえる洗顔料は肌に必要な皮脂膜まで落としてしまうためお肌がまた皮脂を作らなくては!とどんどん油分を生産してしまいます。また皮脂膜バリアがない状態が続くと乾燥も合わせて起きてしまうのはもちろんのこと、ばい菌に弱くニキビなどもできやすくなってしまうため非常~~にやっかいな状態になってしまいます。
⑦摩擦などの刺激が日常的にある
日常で顔に触れる機会というと、主に洗顔やスキンケアの時ですよね。
ゴシゴシ洗ったり拭いたりするのはNGというのはなんとなく知っている方も多いかと思いますが、お肌表面の角質層はラップ1枚程度の厚さしかないのをご存じでしたか??
気を付けていても適切な力加減より強くなってしまいやすいので注意しましょう!
また、これが意外とあるあるなのですが、化粧水をつける際にバチバチたたいてしまっていたり頻繁に顔のうぶ毛を処理しているという方も、皮脂腺を刺激しすぎてしまうのでやめてくださいね(汗)
打倒脂性肌の鉄則は…クレンジングにあり!
ではいずれかの原因によって脂性肌になってしまった場合、どのようにスキンケアをしたら良いのでしょうか??私自身も今まで色んなスキンケア製品や方法を試してきました。
そしてたどりついた答えは・・・
「肌に合ったクレンジングを使っていれば、あとのものはだいたい何でも大丈夫!」
です。そんなわけあるかと思いますよね~
でも本当なんです!たしかにちょっとざっくり言いましたが、何でも大丈夫というのはどう考えても肌に合わなそうなものを使い続けたり、何も考えずにその辺にあるものやメンズの化粧品を使ってもいいということではありません。
自分に合うクレンジングを見つけてそれを基盤にしていれば、多少そのあとの化粧水や美容液やクリームが変わったとしても大きく肌の調子を崩すことはない、ということです。
実際私もこのぐらいの心構えでスキンケアにのぞみ、あとは日常生活で気を付けるべきことを出来る範囲で注意して生活しています。そうすると、もしサンプルなどで肌に合わない化粧品を使ってしまった場合でもダメージはかなり小さくすぐおさまりますし、化粧水を変えてみたとしてもその変化がどうなのかわかりやすくなるので季節や気分に応じて使い分けができるようになります。
では肝心のクレンジングはどのように選べば良いの?となりますよね。
最近は本当にたくさんのクレンジングが出ているので、いろいろ試してみて翌日の肌と1週間のあいだの肌をみてあげて自分にしっくり来ると感じるものを使うのがもちろんベストですが、その中でもずばり筆者が個人的に脂性肌さんにおすすめしたいのはジェルタイプとミルクタイプです!この2つのタイプは比較的洗浄力とその他保湿や肌を整えてくれる成分のバランスが良いものが多いです。
化粧品の成分にもよりますが、ジェルタイプの方がさっぱりした洗いあがり、ミルクは少ししっとりした洗いあがりになりやすいです。ミルクタイプはその性質上油分もジェルタイプよりは多めに含まれている場合が多いので、特に皮脂が気になるという方はジェルタイプから試してみるのがいいかもしれません。
逆にあまりおすすめしないのは、オイルタイプとバームタイプとクリームタイプです。もちろん製品にもよるのですが、オイルタイプは洗浄力をかなり高めてしっかり落とす力が強いので、私自身の体験としてもうるおいが取られすぎて乾燥がすすみ角質が厚くなってゴワゴワになってしまったことがあります。思春期の女性には合う方もいるかもしれませんが、特にオトナ女子のみなさんにはあまりおすすめできません。
逆に洗浄力を下げた自然に近いオイルやバームタイプはまさに洗浄力という点で不安ですし、製品の油分自体がお肌に不必要な場合が多いです。クリームタイプも同じ理由で脂性肌の方にはあまりおすすめしません・・・
クレンジングの効果をさらに上げるおすすめの方法
タイプとしてはジェルタイプとミルクタイプのクレンジングがおすすめなのですが、
クレンジングのやりかたで私自身が効果があると感じ実際に続けているのは以下のポイントです!
①ホットタオル、スチーマーをしてからクレンジング
もはや有名なテクニックではありますが、続けると実際効果を感じられます!
乾燥が気になる人は化粧水や乳液をつけてからやるという方法もありますが、
クレンジング前に行うのは既に毛穴にたまってしまった皮脂やタンパク汚れを出しやすくするという別の目的のものです。この方法を使えばダブル洗顔や強い洗浄力のクレンジングを使わなくてすみます^^
②洗う順番、すすぐ順番
知っている方にはえっいまさら?と言われてしまいそうなのですが、この順番は非常に大事です!方法は簡単で、
洗う時
鼻まわり→アゴ→額→頬→目まわり
すすぐ時
目まわり→頬→額→アゴ→鼻まわり
とするだけです!洗う順番だけ覚えてすすぎはその逆でOKです。
なんとなく頬まわりから洗っているという方いませんか?そうすると頬まわりにいちばん長くクレンジングや洗顔料がついていることになり、その部分は乾燥しやすく、本当にとりたい皮脂や汚れの多い部分が洗われる時間が結果的に短くなってしまいます。
また、すすぐ時は逆から行うことで汚れの多く付着している泡をまわりに残すことを減らせます。
ほんのちょっとの工夫ですが、理にかなっていますし、美容家さんではTゾーンだけ洗顔泡をしばらく置いてから洗いUゾーンは別で洗うという人もいるぐらいです。でもそれはなかなか毎日やるのに少なくとも私は心が折れそうですしテクニックも必要になってくるので私はこの洗う順番を習慣としてずっと続けていて効果に満足しています^^
以上のことが、私が長い間の脂性肌との付き合いと美容・ヘアメイクを仕事にする上でたどりついたスキンケアへの取り組み方とクレンジングの方法です!試してみて翌日のお肌や1週間後、1か月後のお肌を観察してみてくださいね!
まとめ
- 脂性肌の原因には生活習慣、スキンケアによる摩擦などがある。何が自分の原因になっているのかを見極めて対処する
- 肌に合ったクレンジングを使っていれば、ほかのスキンケアは多少変わってもお肌の状態を維持しやすくなる
- 脂性肌さんにおすすめなのはジェルタイプとミルクタイプ。オイル・バーム・クリームタイプは避けた方がよい
- クレンジング前にホットタオルなどを使用することで洗浄力の強いものを使わなくてもしっかり汚れを落とすことができ、洗う順番も意識すると簡単に質の良いケアが可能
自分の肌はどのタイプなのか見極めて、ぜひ実践してみてくださいね!
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乾燥肌・敏感肌に長年悩んできた管理人が体を張って試した対策や、使ったグッズの使用感などを徹底解説していきます!
私の体験のどれかひとつでも、お肌が気になっている同じ悩みの方の幸せにつながる事を願っております。みんなで美肌を目指しましょう!
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